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一人一人の持っている歌、色、香り 2

古山です

何年か前のことです。

子育て関係のイベントに参加していました。

休憩時間になって椅子に座っていたとき、ふっとすごくいい気持ちになりました。
ありゃりゃ、なんだろう。見回すと、赤ちゃんを抱いたお母さんが、そばにで立
ち話をしていました。その人が立ち去ったら、いい気持ちが消えました。

「ひょっとしてあの赤ちゃんが」と思ったので、その赤ちゃんの近くに行ってみ
ました。そうしたら、いい気持ちになる。離れたみた。消える。

この赤ちゃんが放っているものなんだ。間違いない。

お母さんに声をかけてみました。
「いいお子さんですねえ。そばにいるだけで気持ちがいいです」
そうしたら、おかあさんが
「そうなんです!!」
「この子が生まれてから、幸せで幸せでたまらないんです」
とのことなのです。

「この子は、このまま大人になってくれれば、たくさんの人を幸せにできます
よ」ということを、お母さんと話していました。

こんなに波動の強い子はめったにいないのですが、赤ちゃんたちは、みんな美し
いものを放っています。子どもたちは、天国からやってくる、というのは本当だ
と思います。

女性で、過敏で弱々しくて、この人いったい世の中で生きていけるのかなあ、と
いう人がときどきいます。そういう人に子どもができると、強くなります。髪振
り乱して生きることができるようになります。
ホルモンバランスなどでも説明がつくのでしょうが、母親だけでなく父親でも、
子どもができてから、生きる力が強くなる人たちがいます。親としての自覚とか
稼がなければならないとかもあるのでしょうが、生まれてきた子どもたちが、生
きるエネルギーを親に供給していることがまずあるのだろうと思います。

 

赤ちゃんの、まだ天国に一部が残っているような感じは、やがて、自分の身体と
言葉を使いこなせるようになると、だんだん薄らいできます。
4歳くらいになると、動き回ったり、何かをいじったり、もう、子どもとしての
お仕事が忙しくなります。忙しくて、あんまり親のことをかまっていられなくな
る感じがします。

でも、この天国的なものが消えてしまうわけではなく、一生残っています。

一人一人が生まれつき持っている歌、色、香りのようなものがあります。

先日「かみさまとのやくそく 新編」を見ました。子どもに胎内記憶があるし、
前世記憶がある子どもたちもいる、というドキュメンタリー映画です。
子どもたちが口々に言うのは、「人の役に立つために生まれてきた」です。

人間は生まれつきは善なのだ、だから引き出すだけでよいのだとする性善説と、
人間は生まれつき悪なのだから厳しく育てなければならないという性悪説があり
ます。
私は、徹底した性善説です。だって、説などと言っている余地すらない、見てき
た子どもたちが実際にそうなんだもの。

古山明男

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古山明夫

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