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だるまさんが転んだはなぜ面白い

小学校低学年の子どもたちとやっている月1回くらいの寺子屋で、終わってから 子どもたちが「だるまさんがころんだ」をよくやっています。
一年くらい前に、わたしが「こんなゲームがあるよ」と紹介したら、もう知っている子どもたちがいるもので、たちまち流行りました。 オニが向こうを向いて「だるまさんがころんだ」と言う間に、動いてオニに近づく。振り返ったオニに、動いているのをみつかったら、つかまる。
わたしも、小学生くらいのとき、よくやりました。大人たちに向かって、「子どもの遊びのなかには、すばらしい栄養がつまっていますよ」ということを伝えたいと思っています。
いささかヤボなことになりますが、解説します。
典型的なルール遊びです。みんながルール通りにやるから遊べます。身体全体でやる機敏さゲームです。技を磨く楽しさがある。 戦略がある。リスクを冒して大きく動くか。安全に少しづつ動くか。失敗のおもしろさ。止まろうとしてよろけて、バッタリ倒れる子がいたりする。止まれたか動いたかの判断基準が難しい。その仲間同士で、どこまでを容認するかの基準が発生するものだが、それが社会的合意の形成。 動いたか動かなかったかをめぐって、もめ事も起きやすい。大人から見ると、多少のもめごとが起こるのも、民主社会運営の基礎作り。

だるまさんがころんだ 遊び方解説
http://45web.net/darumasan_ga_koronda.htm

だるまさんがころんだ ネコがやってる メチャクチャおもしろい

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古山明夫

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