古山です。
けさ目を覚まして、きょうの予定を思い出していました。
あれがある、これもある、と考えていたら、
ゴトゴト動くだけになっていく。
あ、あ、ここに入ると、
それで、考えるのをやめて「ねえ、いま流れているのはなに」と、
るだけ感じている。
そうしたら、暖かさのようなものが流れてきました。
これがあれば、動ける。エネルギーが、
沁みとおっていく。
これなんだよね。これを見つけるのに何十年もかかってしまった。
なんて、それが自分のものだみたいに考えると、
それは、生き物。
籠の中に入れようとすると、姿を消してしまう。でも、
ると、来てくれる。
いまの学校教育に欠けているのは、この暖かさなのだと思います。
頭のいい人たちが集まって、けっこうなカリキュラムを作り、
アルを作ります。それを、現場におろします。
そうすると、学校は「しなければならないこと」
先生も生徒も「しなければならないこと」だらけ。
それじゃあ、人間は動かない。だから、ご褒美や、罰や、
そうとする。
学校もそうなんだけど、多くの人の内面も、そうなってる。
そうなってるけど、そこでキッとなって「私を変えなければ」
すると、あの暖かさは逃げて行ってしまう。
でも、暖かさは、自分より大きいの。ちゃんと来てくれるの。
という、朝でした。
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古山明男