古山コラム– category –
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古山コラム
緊急カンフル剤としての愛
古山です。ここのところ、首と肩が痛くて上がらず、ついでに胃の調子もよくなくて低空飛行していました。そうしますと、やらなければいけないのだけど、そのままにしてしまうことが多くなります。「ああ、やらなきゃいけないよねえ...」と言いつつ、で... -
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いくつかの学校神話
学校に行かないことへの恐怖が世の中にたくさんあり、多くの人が学校に行かない子どもたちのことを心配してくれます。でも、そのほとんとが、はっきりした根拠のない神話なのです。すべての人が、どんな無理をしてでも学校に行かなければならなかった。無... -
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秩序について
数日前のことでした。台風が過ぎ去り、秋晴れのいい天気です。いい天気だな、と窓から見回し、段ボールを重ねて紐をかけ、ゴミ出しの場所に持って行く。身体がすっすっと動く感じで、「やらなければならない」感がありません。朝の斜光線に木々が鮮やかで... -
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ホームスクールについて
音楽会で、ホームスクールについて関心のある方、これから始めるかもしれない方とお話しすることが多かったので、ホームスクールの説明をしていました。ホームスクールは、どんなやり方をしてもかまいません。それぞれのご家庭の方針を大事にすべきです。... -
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映画「みんなの学校」
「みんなの学校」という映画を見ました。大阪のある小学校が、特別支援学級でなく普通学級に障害児や問題児を受け入れて、みんなを伸ばしていくというドキュメンタリーです。いい映画でした。演技無しの、実際の先生や生徒の気持ちがたくさん出てきます。... -
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キラキラしたもの
子どもの眼って、キラキラしています。そして、キラキラしたものが見えています。子どもにとって、生きるということはキラキラしたものを追いかけることです。すると何かしら自分の中に新しいものが湧いてくるのです。私は、虫を捕まえたり飼ったりするの... -
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甥とのホームスクール(2)
前回、甥とのことを少し書きました。うちのホームスクールもけっこう悪くなかったんだ、と心から思えたもので、思わず書きました。ずっと、あれも出来なかった。これも足りなかった、という思いの方が多かったのです。人が育つのは、生活の仕方によってだ... -
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甥とのホームスクール(1)
この週末に甥がやってきました。27歳。小学校5年生からホームスクール。私の妹の息子なのですが、田舎でホームスクールをするのは世間の目があるから、とうちに転がり込んでいました。いまは就職して、つくばに住んでいます。うちに15年ほど住んでいたの... -
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小学校低学年のころ(2)
古山です。私の小学校低学年の頃のことを書きました。よく、なんとかなったものだと思うのですが、なんとかなった理由はこんなことじゃないか、というのが二つあります。一つは、人間一人一人に配信されている「音楽のようなもの」に波長を合わせていたこ... -
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小学校低学年のころ(1)
古山です。自分の小学校低学年の時代を思い出します。よくなんとかなったものだ、と思います。不登校すれすれでした。でも、当時は「学校に行かないこともあり得る」なんてことは誰も頭に浮かばない時代でした。それは、見知らぬ外国の街中に、いきなり放...