エッセー
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古山コラム
小学校低学年のころ(1)
古山です。自分の小学校低学年の時代を思い出します。よくなんとかなったものだ、と思います。不登校すれすれでした。でも、当時は「学校に行かないこともあり得る」なんてことは誰も頭に浮かばない時代でした。それは、見知らぬ外国の街中に、いきなり放... -
古山コラム
音楽のようなもの
目を覚ますと、日曜の朝でした。窓を開けると、朝日を受ける家々と木々がありました。すべては静かで美しかった。それがみんな、感覚の中に流れ込んできた。思わず外にでたくなって、軽い散歩。鳥の声が澄んで聞こえる。世界全体が、音楽のようなものにひ... -
古山コラム
柔和で親切であることと自由
古山です。暑いですね。最近、子どもへの接し方が柔和で親切であることが大事であることを、実感しています。「これは、こういうことなのだ」「こういうことをしてはいけない」「こうすべきだ」このようなものが、脅しを伴わず、深い理解に基づいているこ... -
古山コラム
浜にて・ホームスクールお遊び会
浜に行って、帰ってきたところです。なんだか、とても、楽しかったです。3家族で、子どもは9歳を筆頭に8人。潮干狩りのつもりだったのが、子どもたちが海に入ったら、そのままもう服を着たまま水につかってしまい、海水浴になりました。波打ち際で、子ども... -
古山コラム
無題
「三つ子の魂、百までも」と言って、脅してでも罰してでも、しつけなければいけないと信じている人たちがいます。まちがいだと思います。後年、子どもの自由を奪います。脅したり罰したりする必要はないんです。子どものほうから、合わせてくるものです。... -
古山コラム
面白がりの燃料補給
ホームスクールは、どんなやり方をしてもいいのですが、自宅で親が教師になって教えきるようなタイプは、ふつうはできっこないです。子どもはいろんなものを面白がります、やりたがります。それとダンスを踊りながら、楽しく日々を送ってしまう、というの... -
古山コラム
無題
子どもが自分からいろんなことを学ぶようにするのに、これが一番大事なことだ、と私が考えることがあります。それは、子どもといっしょにいるときに、「あれ、きれいだねえ」、「これ、おもしろいよ」、「これ、すごいね」というような感じたら、それを口... -
ホームスクール家族から
ホームスクール家族のつぶやき Iさんより
ゆうくんが縁のあった習い事に行くと、いつも学校で習ったことと真逆のことを聞かされる。身体操作を学びに行けば、学校のストレッチや体操や、姿勢の正し方がお門違いで余計に体に負担になってると聞き、まったく逆のアプロ-チで体が楽になる。歌を習い... -
古山コラム
学校いらずの学び社会
YouTubeで、一つい曲をいろんな演奏で聞き比べていました。すばらしいものがいくつも聞けます。音楽ならこれができます。では、なぜ、音楽の曲ならできて、算数ではできないのか。算数だって、YouTube番組で子どもがついつい見てしまうようなものがたくさ... -
古山コラム
結果求めず自由な時間を
結果求めず自由な時間を知識を伝えては、マルやバツや点数をつけている教育は、卑小だと思います。どんな知識にもそれ自体の生命があり。子どもの中で熟成していくものです。中学生の息子を持つあるお母さんが教えてくれたことです。その子が寝る前に布団...