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迷路

古山です。

「時の迷路」を自分で手に入れて、自分でやってみました。

よくできてます。
思い浮かぶことが多かったので、ここで書きます。

これは、クイズであり、答えはあります。
しかし、試行錯誤しないと答えはわからない。それが迷路というものです。
あっちにいってみて行き止まり、こっちに行って、壁に阻まれる。
そこで、ここをいくしかない、とわかります。
そうすると、それはほんとうに「わかるのです」

もしもです、この迷路を教室で教えて、図を前に掲げ「ここをこう行くのが答え
です。ちゃんと覚えるように」と言われたとしたら。

誰だってやる気を失いますし、そんな答えを覚える気はしないです。

答えを教えられて、覚えさせられる、というのはものすごく不自然なものです。
日常生活では生じません。日々、発見の中で獲得していくのが日常生活での学び
です。

軍隊や会社では、答えを教えて覚えさせる必要もあるでしょう。全社員に、お客
様対応マニュアルを覚えさせなければならないということもあるでしょう。

しかし、それを子どもにやったら、子どもの発達の可能性を閉ざします。

この迷路本は、簡単な答えと、「カラスのいるところを通らないで」みたいな条
件をつけた答えがあります。これも、いいですね。

隠し絵があって、ワニを3匹、サメを2匹発見する、というようなクイズもあっ
て、これもけっこう楽しめます。

視点を転換すると、見えるものががらりと変わる。
これは、生きる上ですごく大事なことですし、楽しいことです。

こんなような、「ここが楽しいよ、おもしろいよ」ということをやってみせるの
がすでにユーチューバーという職業として、成り立っています。

人気の出ているユーチューバーの語り口はうまいな、と思います。
学校の先生の授業での語り口と比べたら、どちらが子どもに入るかは論じるまで
もありません。

私もできることなら、やりたいです。

学校で教えるようなことプラスαが、面白がり一本で、行けるんです。
でもそのためには、ちょっとしかガイド役がいたほうがいいのです。
ユーチューバーは一つの例でして、誰でもいいです。

子どもたちは、それに食らいついて、自分もやりたがります。

みなさん、お子さんが面白がっていることがあったら、どんどん発信しませんか。
このMLでもいいですし、ご自分のfacebookでもブログでもいいです、
そういうことの積み重ねが、新しい教育文化を育てて行くと思います。

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古山明夫

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