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魂の栄養

古山です。

昨日のお遊び会、暖かい雰囲気でした。楽しかったです。

子供の成長に、いろいろな栄養が必要です。
食べ物、活動、かまってもらうこと、などいろいろあります。

その中に、『魂の栄養』とでも言う部分があります。
いわゆる真、善、美がこれにあたるものです。
具体的には

  物事がどうなっているか解明したい。

  多くを知りたい。

  ウソはイヤだ。

  美しいものに接したい。

  美しいものを作りたい。

  人の役に立ちたい。

  生き物のいのちを大事にしたい。

  世の中をよくしたい。

というようなものです。

一人一人がこのようなものを持っています。個人ごとに違いがあり、真理探究、
美の創造、善の実現の、どれかのタイプがあります。

子供が、誰に言われもしないのにやりたがることの中に、この真・善・美の追究
にあたるものが含まれているものです。それが、その子の魂の歌であり、それを
中心にして、その子の人生が発達していきます。

それがなんであるか、はっきりわかるわけではありませんが、なんとなくこの方
向だな、というものは見えるものです。特に、なんのプレッシャーもかかってい
ない自由なときにその子のしたがることの中に、現れてきやすいです。そこに着
目して、支援していくことが、子育て・教育のもっとも楽しくて美しい部分です。
それをやっていると、子供が育つ以上に、親や教育者が育ちます。

真・善・美の追究は、子供一人一人の中から湧いてくることに価値があります。
これを徳目として掲げ実行するように要求すると、偽善が生まれます。

この地上での生活は、足りないものだらけ、思い通りにならないことだらけです。
特に子供はまだ無力ですので、自分で対応しきれない状況に陥るときもあります。
そんなとき、ビーコンのようなものがあって「こっちだ、こっちだ」と示してい
ると、子供は自分の航法で動いてくるものです。

ちょっとした理解、
ちょっとした親切
ちょっとした愛情表現

そんなものがそのビーコンにあたります。

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古山明夫

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