古山です。
先日、算数の出張講座をやっていました。
講座を終えて、子供たちといっしょに一遊びしているうちに、「おやっ」という
感じの子がいました。すごく落ち着いた感じで、どうも、この世界と違うところ
から精神的栄養を取っている感じ。
お母さんもいる場でしたので、お母さんに「お子さん、なにか霊的能力というか
超能力というか、そんなものを持っていませんか?」と尋ねたところ、お母さん
が
「人に色が見えると言うんです。光の玉が見えるときもあるらしい」
とのこと。
見えない人たちがたくさんいて、うるさくて眠れないときがあるとか。
ついでにお尋ねしたのは
「お子さん、学校の算数は不得意ではないですか?」
そうだ、とのことでした。まったく不得意だそうです。。
学校が合わない子供たちにたくさん会ってきましたが、どうも、典型的なタイプ
がいくつかある感じなのです。そのうちの一つが、このタイプです。
このタイプなどと言いながら、私にもうまく分類できないのですが、芸術的なこ
と、宗教的なことは、深いことがわかる。道徳的な感覚が発達していて、思いや
りがある。でも抽象的なことは入りが悪く、約束事、ルールだけのこととなると、
なんのことやらよく分からない。学校では、異邦人のままツジツマを合わせて生
きていける子と、痛くて悲鳴をあげる子がいる。そんな感じです。
このお子さんは、学校で特にトラブルを起こすこともやれているそうでした。学
校教育は、この子の表面だけ撫でて、そばを通り過ぎていくことでしょう。
踊りが好きになっているとのことなので、それはいいですね、と申し上げました。
別な感覚を持っている人たちは、自分の肉体と調和できていることが特に大事な
のです。そうすると、霊能力っぽくならないで、日常生活での役に立つ直感にな
っていく。
歌って、踊って、鬼ごっこしては、深いところで感性と身体の調和を作ります。
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