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クリエイティブに生きること

古山です。

今日は曇り空だけど、雲に切れ目がたくさんあって光が差し込み、美しい模様に
なっています。

服のボタンが取れてしまったので、つけようと思って裁縫セットを見ていたら、
糸やら針やらが美しくて、手に取っていました。母が使っていた裁縫箱がそのま
まなので、いろんな色の絹糸が揃えてあって、見飽きなかった。

子どものときは、こういう感覚の中に生きていたことを想い出しました。
身体と感覚が、恐怖から自由である状態。
言葉がいつも自分の耳元で「これは何であり、これで何をしなければならない」
とささやいてはいない状態。
そういう状態で、感覚も感情も、本来の動きを始めます。この世界はあまりにも
豊かで美しい。

それは、愛とか、悟りとか、非二元とか呼ばれる状態でもあります。

子供たちはまだその状態にひたされて持って生きています。
そういう子供たちを感じ取り育むことと、われわれが愛とか悟りとかいうものを
生きることは、同じことなのです。

われわれを恐怖から解放するためのさまざまな聖書や、瞑想法や、健康法や、
ワークがあります。それらが悪いということではないのですが、もっと身近なと
ころに、つまり子供たちをケアし、子供たちと戯れることの中に、とてつもない
知恵とエネルギーの源があります。

子育て・教育を、マニュアル通りに子供に衣食を与え、学校に行かせることだと
捉えることもできます。それでも子供はそれなりに育ちます。

しかし、子育て・教育はもっともっと豊かなものになり得ます。子供といっしょ
に、感覚の喜びを追い、感情の機微を味わい、生活のあらゆるところに知恵と工
夫をこらすとき、我々自身がとてつもなくクリエイティブな存在になっていきま
す。

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古山明夫

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