エッセー
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古山コラム
労働への意欲と愛
古山です子どもが何かを作っているときの労働に対する意欲と愛。大人になったときのために発展させるべきものは、この意欲と愛に満ちた労働であって、お金を稼ぐことではないと思うのです。 *************************古山明男 -
古山コラム
失敗しないために生きるのではなく
古山です。狩猟採集民族が、苦難に直面したときに快活であることの報告がいくつもあります。「野生への旅 ~いのちの連続性を求めて」で、ジーン・リードホロフ(ジャーナリスト)は、ベネズエラの奥地を進む旅をするときの、イタリア人とインディオの違... -
古山コラム
狩猟採集生活シミュレーション マイクラ
古山です。最近、フリースクールやホームスクール家庭を訪ねたとき、子どもがゲーム機をいじっていると、「やっているのは何?」とのぞき込むと、ことごとくマイクラ(マインクラフト)なんです。先週の公園でのお遊び会でも、子どもたちはiPadのマインク... -
古山コラム
識別力
古山です。男の子に多いのですが、小学生くらいの年齢で、乗り物、動物などに、ものすごく詳しくなる子たちがいます。私の甥は、自動車でした。通りすがりの車を次々と「あれはマツダの~、あれはアウディの~」私は、バスや列車も好きでしたが、とくに好... -
古山コラム
ホームスクールでもよく育つ理由
古山です。ホームスクールでも、こどもがよく育つ理由をまとめます。われわれは、遺伝的には狩猟採集民族のままである。人類は、狩猟採集の時代が約100万年農耕牧畜の時代が約1万年事務所と工場の時代が約100年である。狩猟採集民族は、分かち合いが発達... -
古山コラム
教室に閉じ込められた狩猟採集民
古山です。子どもは、工場と事務所の時代に投げ込まれた、狩猟採集民なのだ。生きるための練習をしたくてしょうがない。それでよく遊ぶ。学校にいるときの姿は、教室に閉じ込められた狩猟採集民なのだ。そう理解したら、子どものやることが見えてきました... -
古山コラム
子供は育つ
古山です。 子どもの遊びはどういう意味を持つのでしょうか。子どもはどういう遊びをしたがるのでしょうか。子どもの遊びは、人類が狩猟採集の生活をするのに必要な能力が、自然に身につくようにしている仕組みなんだ、と気がついたら、子どもの遊び... -
古山コラム
子どもの自然な成長
古山です。子どもの成長は、生まれつきどのようなプログラミングがされているのだろうか、どこまでが文化的な影響なのだろうか、ということに関心があって、長年子どもを見ています。たぶん、生まれつきプログラミングされているのは、狩猟採集の生活がで... -
古山コラム
子どもと関わる喜び
古山ですご近所のある男の子に、ずっと勉強とも遊びともつかないことを教えています。中学校で不登校になり、高校も続きませんでした。いま20歳になったところです。高校に行けなくなったころから、関わりました。小さな爆発をさせる実験をしたりすると... -
古山コラム
勝手にやらせて」モードと「かまってほしい」モード
古山です子どもに「勝手にやらせて」モードのときと、「かまってほしい」モードのときがあります。幼児のときから、子どもは一人で何かをシコシコとやっていたかと思うと、ときどき母親のところにやってきて、甘えたりグズったりおしゃべりしたりします。...