【NEW】facebookはじめました。最新の活動報告はそちらで見ることができます。

テスト対策ではだめ

古山です。

アメリカで2002年に「落ちこぼれゼロ法」(No child left behind)という法律が
できて、読み書き、数学などのカリキュラムを学力テストで測定し、その点数に
応じて、学校に報奨金を出したり、改善命令を出すようになりました。学校では、
テスト対策の授業が多くなりました。

結果は出ませんでした。

学校でもそうなのです。

生徒一人一人についても同じことが言えます。
テストの点数を出すためにテスト対策をやっても、効果があるのは一部の生徒だ
けなのです。それより、能力ある生徒を狭い枠に閉じ込め、遅れている生徒の自
信を喪失させます。

子どもがいかに学び取っていくかは、子どもが幸福であるかどうかが、もっとも
重要なのです。幸福な子どもは、興味関心が広く深く、新しいことにチャレンジ
していきます。

興味関心が広く、意欲的な子どもは、あまり教える必要がありません。「こんな
おもしろいものあるよ」、「これ、役に立つよ」と示す程度で大丈夫なのです。

古山

このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!

古山明夫

目次
閉じる