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情熱の源

子供たちと遊んでいると、その情熱に驚かされます。
おいかけっこをしたら、いつまででもやってくれという。
何か工作を始めたら、没頭してしまって、いくら呼んでも来ない。
それに目的はない。喜びがあるからやっている。

大人達は、情熱が生まれるのは、目標を持つからだと思っています。
でも大人の目標は、野心とか欲とかとも呼べるのではないでしょうか。

たとえば、大人が「金持ちになる」という目標を持ったとする。彼が大金持ちに
なった。すると見えないところで、貧乏人がたくさんできている。そういうのが
大人の目標です。成功した彼は心の貧しさを感じて、たくさんの寄付をするかも
しれない。でもそれは、大事なものを金で買おうとしているだけです。

子どもが、ただ喜びがあるからやっている、あれを大人になっても持っていられ
るように育てる。でも、大人の知識やスキルはちゃんと身につけている。都会の
人間ジャングルでもサバイバルできる。

そんな教育は可能です。
単純なことだと思います。賞罰、競争、脅しに訴えずに子どもを育てること。

子どもが「この人はわかってくれる」と思うと、子どものほうから「これはどう
するんだ」「あれはどうしてだ」と尋ねてきます。その関係を作ることが、教育
だと思っています。

ごめんなさい。お説教じみました。でも、自分でやって確かめてきたことです。

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古山明夫

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