エッセー
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古山コラム
魂の栄養
古山です。子どもを育てるには、おいしくて滋養のあるものを食べさせます。それが親の義務であり喜びです。子どもの魂にも、おいしくて滋養のあるものがあります。真、善、美と呼ばれるものです。それを食べさせるのが、子どもの成育に関わる者の義務であ... -
古山コラム
善良さ=幸福感=社会性
古山です。人間の善良さは、無理強い、訓練、プロパガンダや教化によってはどうしても育ちません。善良さは、天真爛漫さとも言っていいものです。子供がニコニコっとして「ねえ、ねえ」と声を掛けてくる。大人が疲れたときに、「だいじょうぶ?」と顔を覗... -
古山コラム
情熱の源
子供たちと遊んでいると、その情熱に驚かされます。おいかけっこをしたら、いつまででもやってくれという。何か工作を始めたら、没頭してしまって、いくら呼んでも来ない。それに目的はない。喜びがあるからやっている。大人達は、情熱が生まれるのは、目... -
古山コラム
算数 重さ 「重量階級別 消しピン」
楽しめる算数です対象年齢 幼稚園年長くらいから大人まで算数内容 重さ用意する物 そこらへんにある小物ならなんでも 家庭用デジタル秤いま、「消しピン」という遊びが流行っていることをご存じでしょうか。消しゴムをピンとはじいて、テー... -
古山コラム
シュタイナー教育
古山です。Mさんと、ちょっとシュタイナー教育について、やりとりしていました。シュタイナー教育には昔から関心があって、本を読んだり授業を見学させてもらったりしています。授業を見せてもらうと「これって、子どもが自然にやりたがることを、大人がか... -
古山コラム
書くことについて
私が、幼稚園か小学1年生のとき、桐のタンスに鉛筆で「あ」という文字を書きました。なんだかそうしたくなったのでした。強く書いたので、柔らかい桐には彫り込みができました。いまでも、力を込めてくぼみを作った感覚を覚えています。「あ」は曲線が複雑... -
古山コラム
読めること 書けること
古山です。いまの時代、子供達は特に教えられなくても文字が読めるようになります。それは当たり前のようになっていますが、実はすごいことではないでしょうか。字が読めるようになっていれば、自分で本を読んだり、インターネットにアクセスしたりして、... -
古山コラム
理解と愛のあるところに
古山です。多くの大人は、子どもがしたくないことをさせるのが教育だと思っています。だから、学校は無理して行くことに価値があります。宿題は出してもらわなければいけない。遊びは、勉強に食い込んではいけない。そんなのつまらないじゃないですか。喜... -
古山コラム
ライフロング・キンダーガーテン(生涯幼稚園)
古山です。「これまでの1000年間での最も偉大な発明は幼稚園である」そう言っている人がいます。ミッチェル・レズニックというMIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボの教授で、スクラッチ(子ども向けのプログラミング言語)を開発した人で... -
古山コラム
遊びを中心とした教育
古山です。子どもの遊びってなんだろう。絶対にただの気晴らしではない、すごく深い意味を持っている。そういう問題意識を持って、子どもたちと付き合ってきました。最近、子どもの遊びというのは、人類のご先祖様たちが狩猟採集の生活をしていたときにで...