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古山コラム
世界は善である 世界は美しい
古山です。久しぶりに、シュタイナーの「一般人間学」を読んでいました。シュタイナー教育の基盤になっている人間観を、シュタイナーが連続講演の形で述べたものです。若いときよりも、「ああ、子どものあれのことを言っているのか」というのが具体的に浮... -
古山コラム
子供の発達経路
古山です。ある、算数の得意でない子に8歳くらいからずっと算数を教えていました。11歳くらいになって、ふつうに式を書いて計算するようなことも、「できた、おもしろい」と感じるようなところにきました。学校を嫌がって行かなかった子ですが、この子に学... -
古山コラム
説諭主義でなく
古山です。保育園、幼稚園、学校などで、子どもがまずいことをしたときに、「ごめんなさい」を言うまで、とことんお説教することがよくあります。場合によると、ごめんなさいを言うまでどこかの部屋から出さなかったりします。あれは、間違っていると思う... -
古山コラム
犬のしつけ 人間のしつけ
古山です。ひょんなことで、生後8か月のヨークシャーテリヤをうちで預かることになりました。かわいいですねえ。少ししつけようと、ネットやら本やらを調べました。人間の子どものしつけと同じだなあ、というところと、人間と犬は違う、というところがあり... -
古山コラム
傷を癒すこと
古山です。大人たちは、多くの心理的な傷を負って生きています。子どもたちもです。傷に応じて、私たちは、防御的になり、あるいは攻撃的になり、あるいは鈍感・無関心になります。私たちは、自分の傷を癒すことができるでしょうか。子どもたちの傷を癒す... -
古山コラム
マンガとお手紙
古山です。学校に行っていない子どもがどうやって字を覚えるか見ていると、どうも、マンガを描くときが圧倒的に多いです。絵を描く、マンガを描くは、ほとんど子どもの本能のように思えます。わたしも、ずいぶんと書きました。とっておけばよかった、と今... -
古山コラム
義務教育の内容
古山です。いまの義務教育の内容は、人間の発達に沿っていないということを、痛切に感じます。いまの義務教育は、近代国家建設のために作られたものであって、人間理解から生まれてきているものではないです。たくさんの落ちこぼれた子ども、成績はよいが... -
古山コラム
評定からの自由
古山です。私の塾の部屋に、絵が飾ってあります。来た人が、「いい絵ですね。誰の絵ですか」と尋ねてくれると、「ふふふ」と言って、私が自分を指さします。ちょっと得意になれますね。嬉しいですね。「これなら、絵本にしたらいいのに」よく、そう言われ... -
古山コラム
遊び 評定からの自由
古山です。子どもは遊びで育ちます。子どもたちが遊びの中で見せるあのエネルギー、創意工夫。すごいですね。これこそが一人一人の生きる力であり、また、社会がもっとも必要としているものだと思います。では、遊びとはなんでしょうか。いろいろな面から... -
古山コラム
あなたが他人を気遣うとき
古山です。私は、自分が感じたこと、自分が理解したことだけを語るようにしています。権威者の言葉を語って自分のみすぼらしさを隠すのは、醜いからです。一人一人の人が、自分の理解と愛情に基づいて生きるときにだけ、新しい世界が始まります。私はそれ...