古山です。
(これ、なんとなく浮かんできた詩です)
もしも文字を教えるなら
こどもに、心のこもった手紙を書こう
きょうたべたプリン、おいしかったね
とか
サンタクロースは、いまトナカイにえほんをよんであげているよ
なんて
読めない字があった、言ってね。声にするから
こどもが読めたとき、ほめたりはしないよ
できたかできないか気にする先生は、どこかに行って
何歳だからこれくらい、はどこかに行って
だって、わたしと子どもは同じ時間に生きているから
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古山明男