時間割でなく

古山です。

ルドルフ・シュタイナーの言っていることから紹介します。ルドルフ・シュタ
イナーは19世紀後半から20世紀初頭の思想家で、社会、経済、教育、医療、農
業などに幅広い発言をしています。この人は正真正銘の超能力者で、霊的世界と
この現実のつながりをどうしたらいいか、伝えようとしていた人です。

「社会問題としての教育問題」 12 現代教育の課題 から

現在の生活の中で一番目立つのは、非常の多くの引き裂かれた人間の魂が歩き
回っているということです。人間の魂は生活の中で何をすべきであるか十分知ら
ず、繰り返し「私は何を成すべきなのか? 私は、生活の中で何をしようとして
いるのか?」と自問しなければならなくなっています。そしてあれこれ取り上げ
るのですが満足することはできないのです。そのような人間がますます増えてい
ます。どうしてそうなったのでしょうか。それは教育制度の中に或る欠陥がある
ということから生じています。

人間は、7歳までは模倣者であることにより人間を強めるもの、14歳までは価
値ある権威に従うことにより人間を強くするもの、21歳までは正しく愛を発達さ
せ獲得することにより人間を強くするもの、これらをそれぞれの時季に発達させ
なければなりません。

もし私たちが学校の呪われた時間割を廃止するならば、この殺人的な手段を、
人間の力のほんとうの発展のために廃止するとしたならば、子どもの集中を達成
することができるでしょう。
7時から8時まで計算、8時から9時まで言葉、9時から10時まで地理、10時から
11時まで歴史、という時間割が何を意味しているのかを一度ゆっくりと考えてく
ださい。7時から8時まで魂を揺り動かしたものをすべて、8時から9時の間に消し
去ってしまうなどということについて、今日根本的に考え直すことが必要です。
私たちにはもはや教科がそこにあるから教科を教えるのだといういうふうに考
えることは許されません。

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古山明男

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