古山です。
生活の中でできる算数を、一つづつ紹介していきます。いずれも、遊びながらや
っていきます。でも最終的には、小学校の算数の体系に匹敵できるものになりま
す。
順番にこだわらず、紹介していきます。やれるものをやってみてください。結果
をシェアして、みんなで工夫していければと思います。
コツは、モノを使うことです。
文字や記号だけでやっていると、行き詰まりやすいです。
[気温]
お宅にある温度計を活用します。アナログでもデジタルでも、なんでもいいで
す。
きょうは暑いとか寒いとか言うときに、温度計を見て、「〇〇度だ」と言うよ
うにします。
慣れたら、子どもと「今、何度だろう」とあてっこをします。
「昨日より何度高い、低い」というような計算も、時折口にしているといいで
す。 子どもが真似します。
[食べ物]
アルコールや水銀の温度計を使います。デジタルでもいいです。
お茶やコーヒーなど温かいもので、「あっちっち」で飲めないのは何度くらい
か、というのを計ります。子どもは大人より猫舌です。お母さんと比べてどのく
らい違うでしょうか。
暑くて持てない茶碗の中のお湯は、何度くらいでしょうか。
冷たくておいしい飲み物は何度くらい?
アイスクリームは何度?(カップ型のアイスクリームに穴を掘って温度計を埋
めると計りやすい)
そのほか、「あれは何度だろう」と、計ってみます。
感覚を使いこなせるようになることは、子どもが大好きです。