ホームスクール家族のつぶやき Iさんより

ゆうくんが縁のあった習い事に行くと、
いつも学校で習ったことと真逆のことを聞かされる。

身体操作を学びに行けば、学校のストレッチや体操や、姿勢の正し方が
お門違いで余計に体に負担になってると聞き、
まったく逆のアプロ-チで体が楽になる。

歌を習いに行けば、音楽の授業で言われた
「元気に大きな声ではっきり歌いましょう」
「音程やリズムに気をつけて」「気持ちをこめて」
とは逆方向のやり方できれいな声が出る。

寺子屋では学校の算数の教科書や宿題の問題点を
よく知っているおっちゃん先生が
ゆっくり丁寧に楽しく教えてくれたが、
そんなこと学校のカリキュラムではきっとまどろっこしくてできない、
余裕がないだろうことばかり。

他にも学校で習えない素敵なこととごろごろ出会って、
入り込んでいったらいつもそこで知ることは目から鱗で
「わたしが小さいころに習ったことは一体なんだったんだ・・」
とため息出るわ、はじめからここに繋がってるゆうくんがうらやましいわ。

学校のママ友や先生たちはみんなやさしくて
「いつでも戻っておいでよ」
「そのうち何かの拍子で戻ってくるかもね」
と言ってくれているけれど
こんな状態で、もう学校に戻るなんて、できないだろうなあと思う。

そもそも子どもの興味のあることが
もう今では学校の範囲内にほとんどヒットしてないから
学校向きじゃないなあと思う。教えが矛盾するから。
でもその範囲外のところから、学校で言うお勉強的なことも
けっこうできてきてるので、今のほうが生き生きとしてる。

それに、今まで教えられてきたこととは逆のやり方が
楽で美しいと知ってしまったのに、
どうしてまた戻ることができるんだろう。

「真実はいつも隠れてるもんだよ。世間ってそういうものだから、
慣れていかないと。違うのはわかってても、
適当にあわせて通えばいいよ。しょうがないよ。
そうやってみんな大人になってくんだから。」

なんて子どもに言えるわけがない。

もし言い続けて行かせたとしたら

大人になってもそういう風に生きて、
ほんとうに楽しいこと美しいことをあきらめて隠してしまう
世間を作る一員になって、自分の子どもにもそうさせていくんだろう。

そう思って、もうマイノリティ-でも誰になんと言われても
やっぱこっち路線だよなあ!
と落とし込めば落とし込むほど、学校へ行っていたころには
出会えなかったような人との不思議な出会いが
どんどんつながっていってる。
いろんなところに出入りして思う
学校に「行けない」と
学校に「行かない」は

似て非なるものだと。
行けない(できないからどうにかしないと)と思っている人と、
行かない(それは選択しないで、したいことをする)
と思っている人では
つながる人も物事も世界も全然違うんだなあと

まわりと自分を見ていて、実感する。

同じ不登校でも、全然つながれない人がいる。
子どもとは仲良くなれるんだけれど、
そのお母さんと話していたら、ある一定の範囲内から
それ以上近づけないというか。

不登校は親の問題とか聞いたことがあったけれど
ほんとそうかもなあと思う。

親が問題視してるから問題なんだろうなあ。

問題視してる人がつながるのは、子どもを問題児扱いして
治療、矯正しようと試みる場所ばかり。
授業の妨げになる子をやたらと障がい扱いして薬漬けにしたり、
カウンセリングや道徳教育を重ねたり。

そういうことがあるんだよ、と帰省して
Mさんにお話聞かせてもらったけど
こっちでもやっぱり、ほんまにあるんだなあと。

問題なのは子どもじゃなくて、キャパの狭い
学校制度のほうじゃないの?って思う。
生徒のみならず先生ものびのびできない制度。
学校を楽しめる子もそらいるよ、でもはみ出す子もそらいるよ。
はみ出す先生だっているよね?

子どもや先生に柔軟に対応させるべきじゃなくて、
制度が柔軟になればいいでしょう
子どもはもともとの柔らかさでぶつかってきてくれてるんやから

問題ありとされた子を見てて、全然この子大丈夫やのにな、って思う
細かい指示に従うのは無理かも知れないけれど
そもそもそんなん、従う必要のないどうでもいいことかもしれない
そういう子は本質だけを見てるんじゃないのかな
人を思いやる心を持ってるよ
笑顔だけで周りを明るくさせるよ
どんなに優秀でもそれができないよりよっぽどいいよ

大丈夫ですよ。っておっちゃん先生なら、言ってくれるよ?
あ、ちょうど明日集まりもあるよ?って
紹介しても、お母さんがラインを越えて来ない。
学校に「行けない」の世界にいるんかなあ。

あの子は、こっちがわに来たそうなのにな。
一緒に遊んだらきっと、楽しいのにな。

昨日そういうジレンマを感じて
でもなんか詳しく書くと批判になりそうで
人の批判する暇があるなら、自分の好きなことしたらいい、
が指針なので嫌だったけどモヤモヤしてて、
思わずへんな日記書いたのだった。

あ、でも、制度自体も、もう変わってく兆しがあるみたいだけどね。

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One thought on “ホームスクール家族のつぶやき Iさんより

  1. 山田順子

    うむうむ、そうだよね〜と頷きながら拝読しました。
    ホント制度が柔軟になってほしいですね。
    「変わる兆しがあるみたい」なので、皆でグッとひと押ししましょう♬

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